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令和6年度

年長クラス

【年長】楽器作り(4回目)

2024-11-14
1.活動のテーマ
<テーマ>
音探し

<テーマの設定理由>
子供たちが日頃から音に興味を持っているため、身近な音に気づき、「この音は何だろう?」という問いをもとに、聞こえてくる様々な音に興味を深めていくことを目的とした。
2.活動スケジュール
活動内容 時間/回 人数/回
① 楽器作り 30分程度
② 音の発表  10分程度(4~5人ずつ)
3.環境をデザインする
・準備した物 スマートフォン(音の記録用)
・お散歩で集めた石、木、砂利、木の実、葉っぱなど
・ペットボトルのキャップ、ビール瓶の蓋、ボタン、ストロー、毛糸
・球体のプラスチック、コルク、木片、木の板
・空き箱、筒、瓶、カップ類
・セロハンテープ、両面テープ、ガムテープ、ボンド
・マジック、木製ハンマー、スプーン(アルミ製)
3.探究活動の実践
● 活動内容 前回、草花公園の音探しで拾ってきた石や木、葉っぱなどを主として、様々な素材を使って楽器作りをする。
● 子供たちの様子 
・ 自分の使いたい素材を取りに行き、意欲的に楽器作りに取り組んでいた。
・ 楽器作りは活動として2回目であり、普段も自由あそびの中で積極的に作っていることから、イメージしやすい子が多かったように思う。
・ 木の板を利用し、石やコルクなどボンドで一生懸命つける姿が見られた。ただ、付けるのではなく、素材を使って顔にしてみるなどユニークな子がいた。
・木製ハンマーとスプーンでの音の違いに気づき、鳴らし比べていた。
・石を木の板に並べてボンドで付け、順番に叩き「ドレミファソラシド」と音階があるようにイメージして鳴らす子がいた。
・夢中で作り意欲的に何個も作る子がいた。
・友だちと音を出し合って聞き比べる姿が見られた。
・出来上がって鳴らしてみた後、その音がなんの動物のイメージに近いか考え発言していた。
・振って鳴らす子、叩いて鳴らす子と様々で、互いに影響を与えていた。
4.活動の様子が分かる写真
5.振り返り
・ 楽器作りが2回目であり、日ごろ自由あそびの中で作る子が多いこと、また音探しで草花公園に行ったときに、次の楽器作りのイメージができていた子が多かったため、意欲的に取り組む子が多く嬉しかった。
・ 持ち帰ったたくさんの石が、本日の素材の一つとなっていたものの、正直どのように使うのか見当がつかなかった。しかし、子どもたちのアイディアで木の板に並べてボンドで付け、ドレミファソラシドの音階があるようにイメージし、順番に叩いて鳴らすことができていた。ボンドでどの程度くっつくかも不安だったが、しっかり木の板に付けることができていた。
・木製ハンマーだけでなく、アルミ製のスプーンも叩くものの材料として付け加えたが、叩いた時の音の違いに自分たちで気付き、友だち同士共有し合っている姿に感心した。
・出来上がった後、自分の楽器の音が『山の音楽家』の歌に出てくる4つのどの動物のイメージに近いか考えてもらったが、音と動物のイメージを結びつけることが難しそうだった。それでも音楽に合わせて自分の楽器を楽しそうに歌に合わせてリズミカルに鳴らしていた。今後は、ほかの歌に合わせ、ただ慣らすのではなく、リズムに合わせること、友だちと音を合わせることにも意識して、完成した合奏に達成感が味わえるようにしむけたい。
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