年長クラス
秋川とうもろこしからはじまる「広がる世界」――見て・感じて・つくり出す子どもたちの学び
2025-10-24
注目
1.活動のテーマ
<テーマ>
広がる世界
<テーマの設定理由>
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを出発点に、そこから生まれる発見・ひらめき・関わりを大切にしながら、“遊び”がどのように深まっていくかを、子どもと一緒に楽しみながら育てていくことが目的とする。
2.活動スケジュール
活動内容 時間/回 人数/回
① とうもろこし畑見学 クラス全員 (6月)
① とうもろこし畑見学 クラス全員 (6月)
② そら豆剥き クラス単位【4人1組】 (7月)
③ 色水つくり クラス単位【4人1組】⇒【クラス全体共有】(9月)
④運動会クラス旗制作 クラス全員(10月)
3.環境をデザインする
●準備した物 スマートフォン(記録用)
●たまねぎ
●みょうばん
●鍋
●布
●無調整豆乳
3.探究活動の実践
6月 ― とうもろこし畑へ ― 学びの出発点
一面に広がる、青々としたとうもろこし畑。
風に揺れる葉がさらさらと音をたて、子どもたちは目を輝かせながら畑の中へ足を踏み入れました。
「わぁ〜!高いね!」「ここに実ができるの?」
農家の方が葉の間を指さしながら、「ここに小さな実がつくんだよ」と教えてくれると、
子どもたちは真剣な眼差しでのぞき込みます。
「ほんとにちっちゃい!」「これが大きくなるの?」
「おひさまの力かな?」「水も飲むんだよね!」
小さな発見やつぶやきが、次々と友だちに伝わっていきます。
それは、まさに“心が動く瞬間”。
地域の自然や人との出会いが、子どもたちの中で確かな“問い”を生み出しました。
7月 ― 見て、気づいて、動き出す
風に揺れる葉がさらさらと音をたて、子どもたちは目を輝かせながら畑の中へ足を踏み入れました。
「わぁ〜!高いね!」「ここに実ができるの?」
農家の方が葉の間を指さしながら、「ここに小さな実がつくんだよ」と教えてくれると、
子どもたちは真剣な眼差しでのぞき込みます。
「ほんとにちっちゃい!」「これが大きくなるの?」
「おひさまの力かな?」「水も飲むんだよね!」
小さな発見やつぶやきが、次々と友だちに伝わっていきます。
それは、まさに“心が動く瞬間”。
地域の自然や人との出会いが、子どもたちの中で確かな“問い”を生み出しました。
7月 ― 見て、気づいて、動き出す
園に戻ってからも、とうもろこしの話題は尽きません。
「おうちでも育てられるかな?」「食べてみたい!」
そんな声から、食べ物探検隊の活動がはじまりました。
・7月、そら豆を剥いて“ふわふわのベッド”に驚き、
・とうもろこしの皮を剥いて“ザラザラの手触り”を楽しみ、
・ヤングコーンを見て“赤ちゃんとうもろこし”と発見する。
触れて、匂いを感じて、会話を交わす中で、
“食材”は“教材”となり、子どもたちの世界を広げていきました。
「おうちでも育てられるかな?」「食べてみたい!」
そんな声から、食べ物探検隊の活動がはじまりました。
・7月、そら豆を剥いて“ふわふわのベッド”に驚き、
・とうもろこしの皮を剥いて“ザラザラの手触り”を楽しみ、
・ヤングコーンを見て“赤ちゃんとうもろこし”と発見する。
触れて、匂いを感じて、会話を交わす中で、
“食材”は“教材”となり、子どもたちの世界を広げていきました。
9月~10月 ― さらに広がる探究 ― 玉ねぎの皮から旗づくりへ
「ほかの野菜も剥いてみたい!」
その延長で、給食に使う玉ねぎの皮を自分たちで剥く活動が始まりました。
「この皮、うすいね」「パリパリしてる」「いいにおい〜!」
そんな中で、ひとりの子がぽつりと。
普段から自由遊びで草花を使った色水遊びの発想から
「この色、水に入れたら色が出るかな?」
そこから、「色水を作ってみよう!」という新しい実験がはじまりました。
煮出してみると、水がほんのりオレンジ色に変化し、
「玉ねぎの色だ!」「すごいね!」と歓声があがります。
そして――
その延長で、給食に使う玉ねぎの皮を自分たちで剥く活動が始まりました。
「この皮、うすいね」「パリパリしてる」「いいにおい〜!」
そんな中で、ひとりの子がぽつりと。
普段から自由遊びで草花を使った色水遊びの発想から
「この色、水に入れたら色が出るかな?」
そこから、「色水を作ってみよう!」という新しい実験がはじまりました。
煮出してみると、水がほんのりオレンジ色に変化し、
「玉ねぎの色だ!」「すごいね!」と歓声があがります。
そして――
「この色で、なにかを作りたい!」
そんな一言が運動会準備時期と重なりクラス旗作成へと繋がりました。
そんな一言が運動会準備時期と重なりクラス旗作成へと繋がりました。
子どもたちの声から、生活と行事がひとつにつながった瞬間です。
5.振り返り
広がる世界 ― “遊びと生活の一体性”として
食べ物から“表現”へ
玉ねぎの色水を使って染めた旗は、子どもたちの個性がそのままに表れています。
「金色の風!」そんなイメージを口にする子どもたち
とうもろこし畑から始まった“食への探究”が、
色・形・表現へと発展し、子どもたちの中で**「感じる→考える→つくる」**の循環が育っていきました。
「金色の風!」そんなイメージを口にする子どもたち
とうもろこし畑から始まった“食への探究”が、
色・形・表現へと発展し、子どもたちの中で**「感じる→考える→つくる」**の循環が育っていきました。
地域の文化と出会い、観察して気づき、興味が深まり、行動へと発展する。
この一連の流れは、草花幼稚園が大切にしている“遊びと生活の一体性”の実践そのものです。
効率的な「先取り教育」ではなく、
目の前の自然や地域との関わりの中で育つ、非合理で豊かな時間。
その中にこそ、子どもたちの感性と生きる力が育まれています。
とうもろこし畑での小さな「見たい!」から始まった学びは、
今も子どもたちの中で、次の「やってみたい!」へと続いています。
この一連の流れは、草花幼稚園が大切にしている“遊びと生活の一体性”の実践そのものです。
効率的な「先取り教育」ではなく、
目の前の自然や地域との関わりの中で育つ、非合理で豊かな時間。
その中にこそ、子どもたちの感性と生きる力が育まれています。
とうもろこし畑での小さな「見たい!」から始まった学びは、
今も子どもたちの中で、次の「やってみたい!」へと続いています。

