年中クラス
マット運動
2025-12-09
1.活動のテーマ
<テーマ>
広がる世界
<テーマの設定理由>
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを出発点に、そこから生まれる発見・ひらめき・関わりを大切にしながら、“遊び”がどのように深まっていくかを、子どもと一緒に楽しみながら育てていくことが目的とする。
2.活動スケジュール
活動内容 時間/回 人数/回
クラス活動でのマット運動(丸太転がり・クマさん歩き・手押し車)
約15分
3回
クラス全体
約15分
3回
クラス全体
3.環境をデザインする
●マット
※先月から継続しているホールでの運動遊び(ハイハイ・ほふく前進など)の姿を踏まえ、身体を使って進む楽しさがさらに広がるよう、マット運動の場を設定した。
3.探究活動の実践
① ホールでの運動遊びの継続から発展へ
先月に引き続きホールで運動遊びに取り組む中で、トンネルや棒を使ってハイハイやほふく前進で進む動きを楽しむ姿が見られた。
「もっと進みたい」「体を使うのが楽しい」という子どもたちの様子から、今月はマット運動へと活動を発展させた。
② マット運動への取り組み(子どもの姿・言葉)
・丸太転がり
手足をまっすぐに伸ばし、マットから落ちないよう身体の向きを意識しながら転がる姿が見られた。
「おちちゃうー」と声に出しながらも、落ちないように身体の力の入れ方や向きを自分なりに工夫していた。
・クマさん歩き
両手両足を地面につけ、腰を高く上げて進もうと意識していた。
「ガオー!」とクマになりきって楽しむ姿もあり、表現遊びの経験が運動遊びの楽しさを後押ししていた。
・手押し車
手のひらをしっかり広げ、腕で身体を支えながら進もうとしていた。
初めは体重を支えられずうまく進めなかった子も、繰り返し挑戦する中で少しずつ進めるようになり、
「できた!」と達成感を味わう姿が見られた。
③ 遊びの広がり・子どもの変化
友だちの動きを見て刺激を受け、「やってみたい」と挑戦する気持ちが広がっていった。
できるようになった喜びを感じた時の表情は生き生きとしており、心身の成長を感じた。
5.振り返り
先月のサーキット活動や日頃の運動遊びで育ってきた意欲を受け、今月はマット運動に取り組める環境を設定したことで、楽しみながら挑戦する姿につながった。
表現遊びの経験も影響し、丸太やクマになりきるなど、身体を動かすことをより積極的に楽しむ姿が見られた。
一方で、クラス全体での取り組みに偏り、子どもが「やりたい時に、やりたい動き」に自由に挑戦できる環境を十分に用意できなかった点は課題として残った。
今後は自由遊びの中でも自然に取り組めるよう、マットや動きのコーナー化など環境構成を工夫し、子どもの「やってみたい」を継続して受け止めていきたい。
できるようになった喜びを大切にしながら、一人ひとりに合った段階設定と援助につなげていく。
