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令和7年度

年中クラス

鉄棒に挑戦!

2025-09-18
1.活動のテーマ
<テーマ>
広がる世界

<テーマの設定理由>
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを出発点に、そこから生まれる発見・ひらめき・関わりを大切にしながら、“遊び”がどのように深まっていくかを、子どもと一緒に楽しみながら育てていくことが目的とする。
2.活動スケジュール
活動内容 時間/回 人数/回
①自由遊びの中での鉄棒 2~4人1組 20分程度 
②クラス活動での鉄棒 15分程度
3.環境をデザインする
●鉄棒
●台
●補助ベルト
3.探究活動の実践
憧れから挑戦へ ― 鉄棒あそびに広がる子どもの世界

秋の心地よい風が吹き始めた9月。
園庭では、年長児たちが「逆上がり」の練習に励む姿が見られるようになりました。
その姿を、少し離れたところからじっと見つめるもり組(年中)の子どもたち。

「すごい!くるって回った!」
「どうやったらできるの?」
「ぼくもやってみたいな…!」

年長児の真剣なまなざし、失敗しても何度も挑戦する姿。その一つひとつが、年中児たちの心を動かしていきました。
この“憧れのまなざし”が、子どもたちの新たな挑戦のはじまりです。


「やってみたい!」が広がっていく

もり組では、1学期から楽しんできた運動あそびがありましたが、2学期に入り、その関心は自然と“鉄棒”へと向かいました。
「ぶたのまるやき」「まえまわり」など、今までは“遊び”として楽しんでいた鉄棒が、憧れの“技”へと変わっていったのです。

「みてみて!あとちょっとで回れそう!」
「ぼく、年長さんみたいにやってみる!」

最初は少し怖がっていた子も、台や補助ベルトを使いながら少しずつ腕の力をつけていきました。
先生に支えられながら回れたときの「できた!」という笑顔は、まるで自分の力で世界をひとつ広げたような輝きを放っていました。


クラスみんなで挑戦の輪が広がる

ある日、園庭で年長児が練習している姿を見ていた一人の子が、ぽつりとつぶやきました。
「ねぇ、みんなでやってみようよ!」

その言葉に、周りの子たちも次々と集まり、鉄棒の前には自然と長い列ができました。
「がんばれー!」「もう少しで回れそうだよ!」
声を掛け合う姿は、まるで一つのチームのよう。友だちの成功を自分のことのように喜び合い、失敗も励まし合いながら挑戦を重ねていきました。


過去から未来へ ― つながる“学びの連続性”

1学期に育まれてきた「体を動かす楽しさ」が、2学期には「できるようになりたい」という意欲へと発展しました。
これは、日常のあそびが運動会という“目標”に自然につながっていった、草花幼稚園ならではの保育の流れです。

「やってみたい!」という子どもの気持ちを出発点に、
“見て学び”、“挑戦して実感し”、“友だちと支え合う”ことで学びが深まっていく。
それは単なる運動の練習ではなく、子どもたち一人ひとりが自分の成長を感じ、仲間とともに歩む「広がる世界」の実践でした。




4.活動の様子が分かる写真
年長さんを見ながらやってみたよ
クラスのみんなで逆上がりに挑戦したよ!
5.振り返り
保育者のまなざしとして

子どもたちは、できたか・できなかったかという結果ではなく、挑戦する過程そのものを楽しんでいます。
「もう一回やってみよう」「ぼくも手伝うね」という姿の中に、他者への共感と自己肯定感が確かに育っています。

この秋も、子どもたちはきっとまた新しい挑戦を見つけていくでしょう。
その一歩一歩を見守りながら、私たち保育者も共に歩んでいきたいと思います。

 **今日の“やってみたい”が、明日の“できた”につながる。**
その積み重ねこそが、草花幼稚園の「広がる世界」です。
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