年中クラス
パタパタプールでの魚すくい
2025-07-03
1.活動のテーマ
<テーマ>
広がる世界
<テーマの設定理由>
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを出発点に、そこから生まれる発見・ひらめき・関わりを大切にしながら、“遊び”がどのように深まっていくかを、子どもと一緒に楽しみながら育てていくことが目的とする。
2.活動スケジュール
活動内容 時間/回 人数/回
①水を入れたタライでの魚すくい 2~4人1組 20分程度
②プールでの魚すくい 2~4人1組 30分程度
3.環境をデザインする
● 準備した物 スマートフォン(撮影用)
●タライ
●パタパタプール、シート
●掬い網
●皿
●製作した魚
3.探究活動の実践
●タライに水を入れての魚すくい
これまでタライで魚すくいをしていた子どもたちの間で、
「みずにうかべてみたい!」「およぐかな…」
というつぶやきがありました。
そこから始まった、魚すくい遊び。
子どもたちの提案から、まずはタライに水を張って魚を浮かべてみました。
キラキラ水に透けて揺れる魚たちを見て、
「きれい!」「かわいいね~!」
目を輝かせる子どもたち。
「すくえるかな?」「ながされちゃうー!」
思うように掬えず苦戦しながらも、
「こうやったらいいかも!」
と、掬い方を工夫する姿が見られました。
● パタパタプールでの魚すくい
「プールでやってもいいかもね」
をきっかけに、パタパタプールでの魚すくいをすることにしました。
自分たちで作った色とりどりの魚たちを水面にそっと浮かべると、
「わー!ういた!」「すごーい!」
と大盛り上がりでした。
すぐに掬い網とお皿を手に取り、目をキラキラさせながら掬い始める子どもたち。
真剣な表情で、水の中でゆらゆら動く魚をじっと狙い、タイミングを見計らって掬っていました。
「きょうそうしよ!」「だれがおおいかしょうぶね!!」
と、自然に遊びが広がり、誰が1番多く掬えるか友だち同士で競い合う姿もありました。
クラス全員での競争も盛り上がりました。
「これ、わたしがつくったやつだ!」「みつけた~!」
と自分の魚を見つけて嬉しそうにする子もいれば、
「あおいさかなあつめてるんだー」
と同じ色を集めることを楽しむ子もいました。
遊ぶ中で
「ゆっくりすくったほうがいいよ!」「しずかにすくうんだよ」
と、水の流れや魚の動きに気付き、アドバイスをし合い、工夫する姿も見られました。
タライからプールへと広がった魚すくい。
友だちとのやりとりの中での発見や気付きを大切にしながら、全身での水遊びを楽しむ子どもたちの姿がありました。
5.振り返り
「早く水に浮かべてみたい!」と期待を膨らませていた子どもたちの姿から始まった魚すくいの活動。実際に遊びが始まると、子どもたちは思い思いに楽しみながら、少しずつ遊び方を工夫したり、友だちと関わり合いながら遊びを広げたりしていました。その姿を見ながら、改めて子どもたちの発想力、遊びから学んでいく力の大きさを感じました。
この活動は、先月の水族館体験をきっかけに生まれたもので、「魚作ってみたい!」という子どもの声から始まりました。子どもの声を拾い、環境を作り、少しずつ形にしていくと、子どもたちの興味関心が深まり、クラス全体へと広がっていきました。子どもたちの声や気持ちを汲み取りながら、遊びを展開させ、子どもたちの楽しそうな活き活きとした表情を見ることができました。遊びの中での発見や気付きを活かして工夫して遊ぶ子供たちの姿に感心しました。
今回、子どもたちの経験から「やってみたい」が生まれ、このような活動に繋がり、クラス全体で楽しむことができて嬉しく思います。今後も子どもたちの「やってみたい」「もっとやってみよう」という気持ちを見逃さず、丁寧に拾いながら自然と遊びが広がっていくような関わりを心掛けていきたいと感じました。
