ブログ
年長児の自由遊び~積み木から広がった「お寿司屋さんごっこ
2025-04-24
NEW
ある日の室内自由遊び。
年長のお子さまたちが、大きな積み木を積み上げて、立派なおうちを作って遊んでいました
すると、ひとりのお子さまがふとつぶやきました。
「なんだか、お店のカウンターみたい!」
このひとことに周りのお友だちも大盛り上がり
「じゃあ、お店屋さんしよう!」
「お寿司屋さんがいい!」と、
あっという間に「お店屋さんごっこ」へと発展しました
年長のお子さまたちが、大きな積み木を積み上げて、立派なおうちを作って遊んでいました
すると、ひとりのお子さまがふとつぶやきました。
「なんだか、お店のカウンターみたい!」
このひとことに周りのお友だちも大盛り上がり
「じゃあ、お店屋さんしよう!」
「お寿司屋さんがいい!」と、
あっという間に「お店屋さんごっこ」へと発展しました
積み木でカウンターを作ったり、小さな積み木を「お寿司」に見立てて並べたり、お金役に葉っぱや紙を用意したり、
さらに、積み木や椅子を組み合わせて"回転レーン"を作り、手動で食べ物を流して遊ぶ姿も!
積み木の壁の向こう側へお寿司を届ける工夫に、思わず先生たちも笑顔に
お客さん役の子が「これください!」と注文すると、店員役の子は「へい、らっしゃい!」と威勢の良い掛け声✨
お金のやりとりも本格的で、まるで本物のお寿司屋さんのようでした。
このように、ひとりの小さな気づきからみんなでアイディアを広げ協力しながら新しい遊びを作り上げていく姿が見られ、年長児らしい主体性と協働性が光る瞬間でした
そんな子どもたちの生き生きとした姿を見た担任は、「今、この瞬間の学びを大切にしよう」と1週間の予定していた散歩や製作、活動の計画をすべて白紙に!
「紙粘土を使って、本物みたいなお寿司を作ってみない?」と声をかけると、子どもたちは「やりたい!!」と目を輝かせて大盛り上がり
メニュー表を見ながら「サーモンが作りたい!」「いくらも作ろう!」と楽しんで制作。
メニュー表を見ながら「サーモンが作りたい!」「いくらも作ろう!」と楽しんで制作。
紙粘土で一つひとつ丁寧にお寿司を作り、本格的な作品が次々と完成
完成したお寿司を見て、「お店屋さんを本当にオープンしよう!」と声が上がり、保育室全体を使って大きなお寿司屋さんを開店することに✨
完成したお寿司を見て、「お店屋さんを本当にオープンしよう!」と声が上がり、保育室全体を使って大きなお寿司屋さんを開店することに✨
回転すしのレーンを作成
キッチンを作成
招待状やチケットの作成
メニューの作成
など子どもたちは大忙し!
迎えたオープン当日。
朝からみんな目をキラキラさせて準備に励み、最後の仕上げを行いました
朝からみんな目をキラキラさせて準備に励み、最後の仕上げを行いました
・他学年のお友だちや先生たちを招待する
・役割分担も子どもたち自身で考え、交代したい時は自分たちで伝える
担任が一方的に指示をするのではなく、子どもたち自身が考え、話し合い、動くことを大切にしました。
お客さんを迎えると、
「いらっしゃいませ!」
「おすすめはサーモンです!」
と元気いっぱいの声が響き渡り、たくさんの笑顔が溢れる素敵な時間となりました。
「いらっしゃいませ!」
「おすすめはサーモンです!」
と元気いっぱいの声が響き渡り、たくさんの笑顔が溢れる素敵な時間となりました。
さらに、この日は子育て支援「なかよし学級」開催日でもあり、未就園児とその保護者さんにもご来店いただきました。
今回の活動は、ただの"おままごと"では終わらず、子どもたちの「気づき」「発見」「発言」から生まれた本格的な学びとなりました。
くさばな幼稚園では、子どもたちの興味・関心を何よりも大切にし、その瞬間の「やってみたい!」を尊重する保育を大切にしています。
小さなつぶやきから生まれる大きな学び。
子どもたち自身の"気づき"を出発点に、遊びが学びへと自然に広がっていく。
子どもたちは、毎日が小さな発見の連続。
そして、その一つひとつが、未来へと続く豊かな学びの土台になっています
これからも、子どもたち一人ひとりの「やってみたい!」の芽を大切に、職員一同、丁寧に寄り添い、育んでいきたいと思います。
次は、どんな素敵な物語が生まれるのでしょうか?
