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園のブログ

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もっとお花が咲いているところないかな?

2026-06-23
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「お花にとまったよ!」園庭で遊んでいた子が、嬉しそうに見せてくれました。

その手には、4月に自分で作ったちょうちょがあります。
「ちょうちょさん、お花食べたいって」そう言いながら、花にちょうちょを止まらせています。

大人から見ると紙でできたちょうちょですが、子どもたちにとっては違います。

一緒に散歩し、一緒に花を探す、大切な仲間になっていました。
ちょうちょと一緒に見つけたもの
4月、子どもたちは園庭やチューリップ畑で花やちょうちょに出会いました。
「ピンクかわいい!」「まってー!」
そんな出会いが、ちょうちょの製作遊びにつながりました。

そして5月。

作ったちょうちょは製作棚にしまわれることなく、子どもたちと一緒に園庭へ出掛けていました。

花を見つけると、「ここだよ!」「お花あった!」と、ちょうちょに教えてあげる姿が見られます。

作ったものが遊びになり、遊びがまた次の発見につながっていきました。
「もっとお花が咲いているところないかな?」
散歩を続けていると、子どもたちからこんな声が聞こえてきました。

「もっとお花が咲いているところないかな?」園庭で見つけた花。園の周りで見つけた花。

その経験が積み重なったからこそ生まれた言葉でした。
子どもたちの興味は、少しずつ園の外へ向かい始めていました。
そこで今回は、駅前の花屋さんへ出掛けることになりました。

花屋さんへ向かう園バスの中。
子どもたちは窓の外を夢中で見ています。
「あのお店知ってる!」「電車だ!」「バスいた!」
花屋さんへ向かう時間も、子どもたちにとっては大切な発見の時間でした。

普段見慣れている街の景色も、みんなで出掛けると少し違って見えるようです。
「これきれい!」
花屋さんに到着すると、色とりどりの花が並んでいました。
「これきれい!」「このお花好き!」
子どもたちは目を輝かせながら花を見ています。
カーネーション。
ガーベラ。
ひまわり。
どの花にしようか迷いながら、「ピンクが好きだからこれ!」「ひまわりおおきいね!」と、自分なりの理由で選んでいました。

誰かに正解を教えてもらうのではなく、自分で見て、自分で感じて選ぶ時間でした。
「ちょうちょさん、よろこんでる!」
選んだ花に、自分のちょうちょを止まらせてみます。

すると、「よろこんでる!」「おなかいっぱいになったね!」と、嬉しそうな声が聞こえてきました。

花は、ただ見るものではありません。

ちょうちょが好きなもの。
ちょうちょが喜ぶもの。

子どもたちの中では、花とちょうちょがしっかりとつながっていき、見立て遊びの中で、子どもたちは自分だけの物語を楽しんでいました。
街にはいろいろな人がいる
花屋さんでは、「こんにちは!」「ありがとうございました!」と、自分から挨拶をする姿も見られました。

その後、駅前で電車を見たり、交番のお巡りさんと話をしたりする機会もありました。

花を見に来たはずが、
電車を見つける。
お巡りさんに出会う。
お店の人と話をする。
そんな経験の中で、子どもたちは少しずつ街の中にいる人や場所にも目を向けていました。
おうちでも続くお花とちょうちょ
選んだ花は、ちょうちょと一緒におうちへ持ち帰りました。

後日、「おうちにかざったよ!」「まだちょうちょさんとまってる!」
と、嬉しそうに教えてくれる姿がありました。

幼稚園での経験が、おうちへつながっていきます。

そして、おうちでの出来事がまた幼稚園へ戻ってきます。

子どもたちの経験は、園と家庭を行き来しながら少しずつ広がっていきます。
ちょうちょが連れて行ってくれた街
今回の活動は、花屋さんへ行くことが目的ではありませんでした。

始まりは、「お花にとまったよ」という小さなつぶやきでした。

ちょうちょを作る。
花を見つける。
散歩をする。
もっと花を探したくなる。
花屋さんへ行く。
街の人と出会う。
おうちに持ち帰る。

一つひとつは小さな経験です。

その経験は確かにつながっています。
くさばな幼稚園では、子どもたちの「もっと見たい」「もっと知りたい」という気持ちを大切にしています。
それは、何かを早く覚えるためではありません。
身近な自然や人との出会いを通して、自分の世界を少しずつ広げていくためです。
4月に作った一匹のちょうちょは、5月には子どもたちを園の外へ連れて行ってくれました。
これからも子どもたちの小さな気づきを大切にしながら、その先に広がる世界を一緒に見つけていきたいと思います。
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