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園のブログ

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この花だと、何ジュースになるかな?

2026-06-19
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年中の子どもたちが「青だからブルーベリーみたい!」園庭で色水作りをしていた子どもが、嬉しそうに教えてくれました。
その隣では、「白だからカルピス!」「これ、ぶどうジュースみたい!」と、それぞれが思い思いに作った色を見つめています。
子どもたちが見ていたのは、花の色だけではありません。
自分が知っている飲み物や食べ物を思い浮かべながら、目の前の自然と結び付けていたのです。
花がジュースになっていく
4月、子どもたちは園庭や散歩先でたくさんの花に出会いました。

「この花なんて名前?」
「黄色もある!」
「きれいだね」

そんな小さな気づきから始まった花との関わり。

5月になると、その花を使った色水遊びが繰り返し楽しまれるようになりました。

同じ花でも、つぶし方や水の量によって色が変わります。

「こっちの方が濃いよ!」
「もう一回やってみよう!」

子どもたちは何度も試しながら、自分たちなりの発見を重ねていました。
「これもジュースになるかな?」
やがて、子どもたちの目は花以外の自然物にも向いていきます。

くっつき虫。
へびいちご。
梅。
枯れた花。

園庭や散歩先で見つけたものを手に取り、「これも入れてみたい!」「何色になるかな?」と、新しい材料探しが始まりました。

大人から見ればジュースには見えないものも、子どもたちにとっては試してみたい大切な素材です。

正解を探しているのではありません。

「やってみたい」

その気持ちが次の発見を生み出していました。
「炭酸ジュースみたい!」
ある日、R-1の容器の中にできた泡を見つけた子がいました。
「みて!」「炭酸ジュースみたい!」

その一言をきっかけに、子どもたちのイメージはさらに広がります。
「これはいちごジュース」「ミックスジュースだよ」「豆茶!」
作ったものに、自分たちで名前を付け始めたのです。

さらに、「何のジュースかわかるようにしよう」と、容器に絵を描く姿も見られました。

色水遊びだったものが、少しずつ「自分のお店の商品」へと変わっていきました。
「お店みたい!」
机の上に並んだジュースを見て、子どもたちが言いました。

「お店みたい!」「ジュース屋さんできるね!」

その背景には、年長組のお店屋さんごっこ(おにぎり屋さん)の存在もありました。

楽しそうにお客さんを迎えていた年長さんの姿。

自分たちもやってみたい。

そんな憧れが、自然と遊びの中に表れていました。

保育者は、お店を作ることを提案したわけではありません。

子どもたちの言葉を受け止めながら、その思いが形になる環境を整えていきました。
「いらっしゃいませ!」
ジュース屋さんが始まると、自然と役割が生まれていきました。

チケットを受け取る人。
ジュースを渡す人。
席へ案内する人。

誰かが決めたわけではありません。

子どもたち同士で考えながら、自分たちの店を作っていきます。
「いらっしゃいませ!」「おすすめはこれです!」「ありがとうございました!」

にじ組の子どもたちや先生たちとのやり取りを楽しみながら、子どもたちは【作ること)】だけではない楽しさに出会っていました。
「次はかわ組も呼びたい」
お店が終わったあとも、子どもたちの話は続きます。

「かわ組も呼びたい」「やま組にも来てほしい」

楽しかった経験を、もっと誰かと共有したい。

そんな思いが自然と生まれていました。

花を見つける。
色水を作る。
ジュースを作る。
お店を開く。
誰かを招待する。

一つひとつの経験がつながりながら、子どもたちの世界は少しずつ広がっています。
花から始まった、人とのつながり
今回の活動は、花を使った色水作りから始まりました。
子どもたちが出会ったのは色の変化だけではありません。

「何になるかな?」と想像する楽しさ。
「もう一回やってみよう」と試す面白さ。
「飲んでもらいたい」と誰かを思う気持ち。

そして、「いらっしゃいませ」と人と関わる喜びです。

身近な自然との出会いは、やがて人との出会いへとつながっていきました。

くさばな幼稚園では、花や虫、土や木々との関わりを大切にしています。

それは自然について詳しくなるためだけではありません。

子どもたちが身近な世界に心を動かし、その経験を誰かと共有しながら、自分の世界を少しずつ広げていくためです。

これからも、子どもたちの小さな気づきに耳を傾けながら、その先にある新しい問いや出会いを一緒に見つけていきたいと思います。
正統的周辺参加
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