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園のブログ

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満3歳児クラスの保育室より

2026-02-02
それぞれの「今」が同じ空間にある
保育室の床に座り込み、絵本を開く子。
隣では、ページをめくる音に気づき、そっと指を伸ばす子がいます。

同じ絵本でも、見る子、触る子、じっと眺める子。
関わり方は一人ひとり違います。

誰かが読むことを促したわけでもなく、読む順番を決めたわけでもありません。
それぞれが、自分のペースでその場にいます。
「一緒にいる」ことの始まり
保育室の一角では、車のおもちゃを囲んで数人の子どもたちが集まっています。
道路のマットの上を、車が行ったり来たり。

同じ遊びをしているようで、よく見ると、見ている子、触っている子、少し離れて様子を見ている子もいます。

誰かが取ってしまうと、泣く子もいれば、黙って見つめる子もいます。

そのたびに、保育者はすぐに答えを出しません。
子どもたちの表情や動きを見ながら、必要なときだけ、そっと言葉を添えます。
絵本の時間は「読む」だけではありません
膝の上に絵本を置き、ページの端を指でなぞる子。
絵を指さし、何かを伝えようとする子。

言葉にならない声や仕草が、その場に少しずつ広がっていきます。

絵本は、読むものでもあり、触るものでもあり、誰かと同じものを見るためのきっかけでもあります。
保育室という場所
満3歳児クラスの保育室では、同じことを同じようにする時間はほとんどありません。

座る子、立つ子、歩き回る子。
一人で過ごす時間も、誰かと関わる時間も、どちらも大切にしています。

まだ「一緒に遊ぶ」途中にいる子どもたち。
同じ空間で、同じ時間を過ごしながら、少しずつ「誰かがいること」を感じています。
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