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大きないちょうの木の下で始まった「もりぐみたんけん隊」
2019-12-04
注目

園歌にも登場する、園庭の「大きないちょう」。秋の風に揺られながら、すっかり黄金色に色づいてきました。
そんなある日の午後――
いちょうの木のそばに、小さな影が集まってきました。
「ねぇ、ここに宝物があるかもしれないよ!」
スコップを手にした年中さんのひとりがそうつぶやくと、
「なにそれ!?」「探そうよ!」と、どんどん仲間が集まってきます。
先生はあえて声をかけずに、そっとその様子を見守ります。
仕掛けも説明もないけれど、子どもたちの目はキラキラ✨
「見て!なんか出てきた!」
「化石かもしれないね!」
「じゃあ、ここは冒険の島だよ!」
子どもたちのイメージは、どんどんふくらんでいきます。
すると、先生がひとこと。
「じゃあ、地図を描いたらもっと冒険できるかもね」
そのひとことで、子どもたちは目を輝かせてクレヨンと紙を取りに。
海に山、モンスターのすむ洞窟まで、思い思いの“冒険の世界”が描かれていきました。
そんなある日の午後――
いちょうの木のそばに、小さな影が集まってきました。
「ねぇ、ここに宝物があるかもしれないよ!」
スコップを手にした年中さんのひとりがそうつぶやくと、
「なにそれ!?」「探そうよ!」と、どんどん仲間が集まってきます。
先生はあえて声をかけずに、そっとその様子を見守ります。
仕掛けも説明もないけれど、子どもたちの目はキラキラ✨
「見て!なんか出てきた!」
「化石かもしれないね!」
「じゃあ、ここは冒険の島だよ!」
子どもたちのイメージは、どんどんふくらんでいきます。
すると、先生がひとこと。
「じゃあ、地図を描いたらもっと冒険できるかもね」
そのひとことで、子どもたちは目を輝かせてクレヨンと紙を取りに。
海に山、モンスターのすむ洞窟まで、思い思いの“冒険の世界”が描かれていきました。
最近、もり組で流行っているのは「たんけんごっこ」
そんな子どもたちにぴったりの絵本――
『たんたのたんけん』(学研)
担任の先生が読み聞かせをすると、
誕生日の朝に冒険に出かける「たんた」のお話に、子どもたちはすっかり夢中!
「たんたみたいに探検したい!」という声から、さっそく準備がはじまりました。
そんな子どもたちにぴったりの絵本――
『たんたのたんけん』(学研)
担任の先生が読み聞かせをすると、
誕生日の朝に冒険に出かける「たんた」のお話に、子どもたちはすっかり夢中!
「たんたみたいに探検したい!」という声から、さっそく準備がはじまりました。

絵本を読み聞かせて
たんけんに行くために装備を作りました。
シルクハット
1人1枚の地図
望遠鏡・虫めがね
お散歩バッグにアタッシュケース
1人1枚の地図
望遠鏡・虫めがね
お散歩バッグにアタッシュケース
11/27に1人1枚の地図が届きました
「もりぐみたんけん」出発の日!

11/28
帽子
地図

望遠鏡
お散歩バック
探検に必要なものを身につけ
もりぐみたんけん
に行きました。
探検の舞台は、幼稚園の外まで広がります。
理事長先生が住職をされている「大行寺」の広い境内を、特別に探検場所として使わせていただきました。
お地蔵さま、本堂、墓地まで…
車の心配もない安全な場所で、子どもたちは夢中になって“本物の冒険”へ!
しかも、いろんな場所に宝物が隠されていて、見つけるたびに「やったー!」の大歓声✨
理事長先生が住職をされている「大行寺」の広い境内を、特別に探検場所として使わせていただきました。
お地蔵さま、本堂、墓地まで…
車の心配もない安全な場所で、子どもたちは夢中になって“本物の冒険”へ!
しかも、いろんな場所に宝物が隠されていて、見つけるたびに「やったー!」の大歓声✨

ひとり一枚の

地図を持って

いざ!出発!幼稚園の中

お地蔵さん

本堂の脇を通って

墓地
終始興奮状態で幼稚園から大行寺の敷地内を大冒険しました。
さらに…
絵本に登場する「ストロベリー・キャンディ(いちご)」も、なんと“たんた”から宅配で幼稚園に届きました!?
担任の先生からのサプライズプレゼントに、子どもたちは大喜びでした。
絵本に登場する「ストロベリー・キャンディ(いちご)」も、なんと“たんた”から宅配で幼稚園に届きました!?
担任の先生からのサプライズプレゼントに、子どもたちは大喜びでした。
この「たんけんごっこ」は、ただの遊びではありません。
自分たちで目的を決めて、準備して、やってみる
絵本の世界と現実が重なっていく
友だちと力を合わせて、世界を創り出していく
まさに、早稲田大学名誉教授・増山均先生の提唱する
**「アニマシオン(=心に火を灯す)」**という保育のかたちです。
先生は“教える人”ではなく、子どもたちの“ワクワク”を引き出す案内人。
「こうしたら楽しいよ」と押しつけるのではなく、
子どもたちの心が自然と動き出すその瞬間を、そっと後押しする。
あの日の「宝さがしごっこ」から始まったこの探検は、
子どもたちの発想と行動がどんどん連動し、地図づくり、絵本づくり、
そして他クラスを招いての発表会にまで発展しました。
“やらされる”保育ではなく、
“やりたくなる”保育を。
くさばな幼稚園では、これからも子どもたちの心に小さな火を灯しながら、
自ら「やってみたい!」と思える瞬間を、大切にしていきたいと思います
自分たちで目的を決めて、準備して、やってみる
絵本の世界と現実が重なっていく
友だちと力を合わせて、世界を創り出していく
まさに、早稲田大学名誉教授・増山均先生の提唱する
**「アニマシオン(=心に火を灯す)」**という保育のかたちです。
先生は“教える人”ではなく、子どもたちの“ワクワク”を引き出す案内人。
「こうしたら楽しいよ」と押しつけるのではなく、
子どもたちの心が自然と動き出すその瞬間を、そっと後押しする。
あの日の「宝さがしごっこ」から始まったこの探検は、
子どもたちの発想と行動がどんどん連動し、地図づくり、絵本づくり、
そして他クラスを招いての発表会にまで発展しました。
“やらされる”保育ではなく、
“やりたくなる”保育を。
くさばな幼稚園では、これからも子どもたちの心に小さな火を灯しながら、
自ら「やってみたい!」と思える瞬間を、大切にしていきたいと思います
