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園のブログ

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憧れから挑戦へ、「広がる世界」を生きる年中の育ち

2025-12-26
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1.はじめに ― 年中の保育で大切にしてきた視点
今回は、令和7年度もり組(年中)のこれまでの保育の様子を、保護者の皆さまにご紹介いたします。

「広がる世界」とは

もり組の一年を振り返ると、
**「見て、やってみて、友だちと広げていく一年」**であったと感じています。

年中の子どもたちは、年長児の姿をよく見ています。
「すごいな」「やってみたいな」という憧れの気持ちが、少しずつ行動へとつながっていく時期です。
春 ― 見ることから始まった「やってみたい」
5月、年長児が企画した「スシロー」に招待されました。
チケットを受け取り、注文し、作ってもらうという体験に、子どもたちは目を輝かせていました。

「おいしいね」「すごかったね」と、体験したことを何度も話す姿が見られました。
この“お客さんとして参加する体験”が、子どもたちの心に強く残りました。
初夏 ― 自分たちの世界へ広がる遊び
もりぐみお弁当屋さん

スシロー体験の翌日から、
「こんどは自分たちでやりたい」という声が自然と聞かれるようになりました。

油粘土や紙粘土を使ってお弁当を作り、遠足ごっこを楽しんだあと、
話し合いを重ねて「もりぐみお弁当屋さん」が開店しました。

「レジをやりたい」「つめる人をやるね」と役割を交代しながら、
友だちとやりとりを楽しむ姿が多く見られました。

年中児らしく、憧れをそのまま真似るのではなく、
自分たちの遊びへと作り直していく姿が印象的でした。
夏 ― 経験がつながっていく楽しさ
水族館から魚すくいへ

年長児の水族館を見学したことをきっかけに、水遊びや魚づくりが始まりました。
R1の容器で作った魚を浮かべたり、タライからプールへと場所を変えたりしながら、遊びが広がっていきました。

「ゆっくりすくうんだよ」「しずかにするといいよ」と、
子ども同士で気づきを伝え合う姿も見られました。

以前の鯉のぼり製作を思い出す子もおり、
経験が次の遊びにつながっていることを感じました。
秋 ― 体と心の挑戦
年長児への憧れから運動遊びへ

秋になると、園庭で年長児が逆上がりに挑戦する姿が見られました。
それを見ていたもり組の子どもたちから、

「どうやるの?」「やってみたい」

という声が聞かれるようになりました。

台や補助具を使いながら、少しずつ鉄棒に挑戦し、
その後、雲梯、木登り、かけっこへと運動遊びが広がっていきました。

参観日には、
「できたところを見てほしい」という気持ちが自信となって表れていました。
冬 ― 続けてきたからできたこと
マット運動での成長

これまでの運動遊びは、マット運動へとつながりました。

丸太転がり、クマさん歩き、手押し車などに取り組みながら、
「落ちないように」「腕で支える」と、自分の体を意識して動く姿が見られました。

日々の積み重ねが、動きの安定や自信につながっていることを感じました。
一年を通して育った姿
この一年を通して、もり組の子どもたちは、

・憧れを行動に変える力
・経験を次の遊びへ生かす力
・友だちと一緒に挑戦する力
・「できた」と自分の成長を感じる力

を少しずつ育んできました。
年長へ向かって
もり組の一年は、「見せてもらう側」から「自分たちもやってみる側」へと進んでいく時間でした。

これからは、もり組の子どもたちが、誰かの憧れになる番です。
子どもたちの世界は、これからもさらに広がっていくことでしょう。

今後も、一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、
子どもたちと共に歩んで年長になる楽しみを共有していきたいと考えています。
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