年中クラス
【年中】すくわくプログラム実践 5月
2026-05-29
1.活動のテーマ
<テーマ>
街
<テーマの設定理由>
4月の活動では、園庭や園外散策を通して、子どもたちは身近に咲いている花に目を向ける姿が見られた。
「この花なんて名前?」「この色きれい」「これでも色でるかな?」
と、花の色や形、匂いなど、普段何気なく見ていた自然を改めて捉え直す姿があった。
5月に入ってからも、子どもたちは園庭や散歩先で見つけた花を使いながら色水作りを楽しんでいた。
その中で、花の色や形から、「ブルーベリーみたい」「カルピスみたい」「ぶどうジュースみたい」と、自分たちの生活経験と重ねながらイメージを広げる姿が見られた。
そこで本活動では、花を使った色水作りを起点として、自然物の特徴に気づきながら、作ったものを誰かに届ける経験を通して、人との関わりや街にあるお店の役割へ関心を広げていくことを目的とした。
街
<テーマの設定理由>
4月の活動では、園庭や園外散策を通して、子どもたちは身近に咲いている花に目を向ける姿が見られた。
「この花なんて名前?」「この色きれい」「これでも色でるかな?」
と、花の色や形、匂いなど、普段何気なく見ていた自然を改めて捉え直す姿があった。
5月に入ってからも、子どもたちは園庭や散歩先で見つけた花を使いながら色水作りを楽しんでいた。
その中で、花の色や形から、「ブルーベリーみたい」「カルピスみたい」「ぶどうジュースみたい」と、自分たちの生活経験と重ねながらイメージを広げる姿が見られた。
そこで本活動では、花を使った色水作りを起点として、自然物の特徴に気づきながら、作ったものを誰かに届ける経験を通して、人との関わりや街にあるお店の役割へ関心を広げていくことを目的とした。
2.活動スケジュール
活動内容|時間/回|人数/回
・園庭の花や植物への気づき
・園外散策(裏園庭周辺、竹やぶ、お墓周辺)
・花や自然物集め
・色水、ジュース作り
・作ったジュースへの名前付け
・ジュース屋さんの準備
・他学年を招待したお店屋さん体験
・経験の振り返り、次のお店屋さんへの広がり
・園外散策(裏園庭周辺、竹やぶ、お墓周辺)
・花や自然物集め
・色水、ジュース作り
・作ったジュースへの名前付け
・ジュース屋さんの準備
・他学年を招待したお店屋さん体験
・経験の振り返り、次のお店屋さんへの広がり
3.環境をデザインする
【環境】
子どもたちが園庭や身近な自然の中で感じた発見を共有できるよう、花や植物に自由に関われる時間を大切にした。
また、「この花だとどうなるかな?」という子どもの試したい気持ちを受け止め、繰り返し確かめられる環境を整えた。
【人的環境】
友だち同士で発見したことを伝え合ったり、作ったものを他学年へ届けたりする機会を設けた。
また、年長児のお店屋さんごっこの経験から刺激を受け、「自分たちもやってみたい」という思いが形になるよう関わった。
【物的環境】
・スマートフォン
・R-1ペットボトル
・すり鉢
・すり棒
・こし器
・マジックペン
・机、椅子
・ビールケース
・ござ
・看板
・チケット
自然物を使った試行錯誤や、自分たちのお店として表現できる環境を準備した。
【活動環境】
保育者が作るものを決めるのではなく、子どもたちが見つけた植物や発想をもとに活動を広げていった。
また、ジュース作りだけで終わらず、「誰かに飲んでもらいたい」「お店にしたい」という思いを受け止め、人との関わりへ発展できるよう環境を整えた。
3.探究活動の実践
<活動の内容>
◆ この花だと何ジュースになるかな?
園庭での色水作りを続ける中で、子どもたちは花の色や形に目を向けるようになりました。
「青だからブルーベリーみたい」「白だからカルピスみたい」「これ、ぶどうみたい!」
花そのものを見るだけでなく、自分たちの知っている食べ物や飲み物と結び付けて考える姿が見られました。
▶ 子どもの気づき
自然物の色や形などの特徴を捉え、自分の経験と結び付けながらイメージを広げている。
▶ 保育者の関わり
「本当にその色になるかな?」「やってみようか」と、子どもの予想を実際に試せるよう環境を整えた。
◆ これもジュースになるかな?
活動を続ける中で、花だけでなく、子どもたちの目はさまざまな自然物へ向いていきました。
くっつき虫。へびいちご。梅。枯れた花。
「これは何味になるかな?」「これも入れてみたい!」と、自分たちで材料を選びながら試していました。
▶ 子どもの気づき
決まった材料だけではなく、身近な自然の中に試してみたいものがたくさんあることに気づいている。
▶ 保育者の関わり
正解を伝えるのではなく、子どもたち自身が選び、比べ、発見できる時間を保障した。
◆ 自分だけのジュースづくり
作り進めていく中で、R-1の容器に泡ができていることに気づいた子がいました。
「みて!」「炭酸ジュースみたい!」そこから、「豆茶」「いちごジュース」「ミックスジュース」など、自分たちで名前をつける姿が見られました。
さらに、容器には絵を描き、「何のジュースかわかるようにしよう」と工夫していました。
▶ 子どもの気づき
作ったものに名前や意味をつけることで、自分だけの表現として楽しんでいる。
▶ 保育者の関わり
完成の形を決めず、子どもたちの見立てや表現を大切に受け止めた。
◆ ジュース屋さんを開きたい
完成したジュースを机に並べていると、「お店みたい!」「ジュース屋さんできるね!」という声があがりました。
年長組がお店屋さんをしていた姿への憧れもあり、自分たちもジュース屋さんを開くことになりました。
▶ 子どもの気づき
作る楽しさだけでなく、誰かに届ける楽しさへ関心が広がっている。
▶ 保育者の関わり
子どもたちの「やってみたい」という思いを受け止め、人との関わりが生まれる場を設定した。
◆ いらっしゃいませ!
ジュース屋さんでは、チケットを受け取る人。ジュースを渡す人。席へ案内する人。自然と役割が生まれていきました。
「いらっしゃいませ!」「おすすめはこれです」「ありがとうございました」と、にじ組や先生とのやり取りを楽しむ姿が見られました。
▶ 子どもの気づき
お店には商品だけでなく、人とのやり取りや役割があることに気づいている。
▶ 保育者の関わり
遊びの中で生まれた役割を大切にし、友だち同士で考えながら進められるよう見守った。
◆ 次は誰を呼ぼう?
活動後には、「かわ組も呼びたい」「やま組にも来てほしい」という声が聞かれました。
自分たちの楽しさを、さらに他の人にも届けたいという思いが広がっていました。
▶ 子どもの気づき
自分たちの経験を誰かと共有する喜びを感じている。
▶ 保育者の関わり
活動を一度で終わらせず、子どもの次の思いにつながるよう対話を重ねた。
5.振り返り
5月の活動では、花や自然物との関わりから始まった色水作りが、子どもたちの見立てによってジュース作りへと広がっていった。
花の色や形をよく見て、自分の経験と重ねながら「何になるだろう」と考える姿が多く見られた。
また、作るだけではなく、「誰かに届けたい」「お店にしたい」という思いへ変化していったことで、子どもたちの関心は自然物から人との関わりへと広がっていった。
年長児のお店屋さんへの憧れも重なり、ジュースを作る人、渡す人、案内する人など、それぞれの役割を感じながら遊ぶ姿も見られた。
今回の活動を通して、子どもたちは身近な自然をきっかけに、ものを作る楽しさだけではなく、人と関わる楽しさや、街の中にあるお店の役割にも触れていった。
今後も、子どもたちの小さな気づきを出発点とし、その問いが次の探究へつながっていくような環境構成と関わりを大切にしていきたい。
花の色や形をよく見て、自分の経験と重ねながら「何になるだろう」と考える姿が多く見られた。
また、作るだけではなく、「誰かに届けたい」「お店にしたい」という思いへ変化していったことで、子どもたちの関心は自然物から人との関わりへと広がっていった。
年長児のお店屋さんへの憧れも重なり、ジュースを作る人、渡す人、案内する人など、それぞれの役割を感じながら遊ぶ姿も見られた。
今回の活動を通して、子どもたちは身近な自然をきっかけに、ものを作る楽しさだけではなく、人と関わる楽しさや、街の中にあるお店の役割にも触れていった。
今後も、子どもたちの小さな気づきを出発点とし、その問いが次の探究へつながっていくような環境構成と関わりを大切にしていきたい。








